あなたの人生を変革する、パワフルな方法
「許し」はあなたを自由にする。 無料電子ブックをダウンロードする。 許しへの4ステップ
許しへの4ステップは、素早く簡単に許しの実践を始められるようデザインされた効果的な方法です。意義のある深い変化を人生にもたらすことができます。このシンプルな方法はとてもパワフルです。初めてみればすぐにその効果を実感できるでしょう。
この4つのステップは、どんな大きなことにも、小さなことにも使うことができます。しかし、使い方に慣れるまでは、比較的小さな事から始めるようおすすめします。事実、許しのプロセス全体がどのようなものなのかある程度経験し、理解をするまでは、あなたをさらに傷つける可能性がある人を許そうと試みないことです。(「タフな許し」と「和解」参照)。まず、あなたが許したいと思う、小さな状況を思い浮かべて、以下のステップに従ってください。
許しへの4ステップ
慣れるまでは、4ステップを書き出して実践してください。
ステップ1:誰を許す必要があるのか、どんな状況を許すのか、文章にしてはっきり書き出しましょう。
ステップ2:この状況を、あなたが今どのように感じるか認識します。ここではできるだけ素直になること。感じ良くしたい、礼儀正しくしたい、このように感じるべきだという思いには要注意。あなたが本当にどう感じているのかを大切にすること。そこではじめて、それらの感情を心から進んで手放す可能性の扉が開かれます。
ステップ3:許すことであなたは何を得るのか、はっきりと言葉にして認識します。それはきっとあなたが今感じていることの反対になるはずです。今の感覚が悲しみなら、得たいものは幸せかもしれません、怒りなら安らぎかもしれません、重さなら軽さかもしれません。あなたが「得たいもの」がはっきりとしないなら、今感じたいと思う一般的な「よい感覚」を選べばいいのです(幸せ、もっと気楽に、もっと自信を持ちたいなど)。このエクササイズは、あなたが許せば、もっとずっとよい気分になると想像する機会を与えてくれます。
ステップ4:許すことを決意します。ここでは、誰を許そうとしているのか、そして許しから「得られるもの」は何かを再認識します。
通常、4ステップは以下の例のようになります。
〈例1〉
友達のジョンが、どうしてかはわからないけれど、あなたを避けはじめた。
1.私は、ジョンが私を避けはじめたことを許したい。
2.私は、私の悲しみ、怒り、怖れを手放すことを選択します(必要であればさらに感情を手放すプロセスを、後で加えることもできます)。
3.私は、ジョンを許すことで、もっと幸せに、健全に、心やすらかに感じることができます。
4.私は、ジョンを許すことを決意し、許しがもたらす自由と安らぎを受け入れます。
〈例2〉
この例では、恋人ジャネットが「僕」に別れを告げた。
1.僕は、ジャネットが僕に別れを告げ、去って行ったことを許したい。
2.僕は、後悔と、見捨てられたという気持ち、恐れを手放すことを選択します。
3.僕は、ジャネットを許すことで、すっきりした気持ちになり、満足し、未来にもっと素晴らしい関係を誰かと作ることができます。
4.僕は、ジャネットを許すことを決意し、許しがもたらす自由と安らぎを受け入れます。
〈例3〉
上司から解雇を言い渡された人の例。
1.私は、上司が私をクビにしたことを許したい。
2.私は、怒り、悲しみ、不公平さ、落胆を手放すことを、いま選択します。
3.私は、上司を許すことで、肯定的に、幸せな気持ちになり、未来にもっと良い仕事を見つけることができます。
4.私は、上司を許す決意をし、許しがもたらす自由と安らぎを受け入れます。
※詳しくは、許しへの4ステップ・ワークシートをご覧ください。
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許しへの4ステップ
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ウィリアム・ファーガス・マーティン著
五十嵐香緖里訳
ISBN: 978-1-942574-49-1