どうしたら自分を許せるか。

どのように許すこと 許しへの4ステップ

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できないことではなく、何ができるかに注目する。

 あなた自身を許すには、自分の行いをどう「訂正」するのか、考える必要があるかもしれません。訂正は素晴らしいことですが、自分を罰し、自責の念を隠すことがないように気をつけたいものです。「訂正」すること、または「訂正」について考えるだけでも、ほっとするような安心感が湧いてくるはずです。そうでなければ、自傷行為や自己処罰が裏に隠れている可能性があります。「訂正」することは容易ではないこともありますが、あなたを決して傷つけることはありません。

 もし相手に会う手段がなく(理由は何であれ、その人があなたの人生にもはや登場しなくなった場合)、それでも「訂正」したければ、代理を立ててもいいのです。そして、許して欲しい相手と同じ人種や、グループ、同じようなタイプの人(もしくはまったく無作為でもいいのです)に対し、できるだけ具体的に、親切に、寛大に、そして相手の助けになるように実践しましょう。

 自分自身を許す前に、神に許してもらわなければならないと、まだ信じていますか? そうであれば、神があなたを許したかどうか、どうやって知ることができるのでしょう? 自分自身に聞いてみてください。そして、4ステップを何回か最後まで試してみましょう。その時点で、さらにはっきりしてくるか見てみましょう。(許してくれるのは神でしょうか? 参照)

 自分自身を許す場合も、基本的には「許しへの4ステップ」と同じです。しかし、ステップ3に、私たちが自分を許すと相手がどのような恩恵を受けるのかについて加えてあります。

ステップ1.私は_____________________ことを許したい。

ひとつの具体的な出来事を選びます。

〈例〉私は私の弟を傷つけるようなことを言い、事実傷つけたことを許したい。

ステップ2.私は自分の__________________________

という感情を手放すことを、いま選択します。

その出来事に関する感情をリストにします。それらを手放し、前に進むためには、まず感情を認識する必要があります。

〈例〉罰を受けるかもしれないという恐怖、自己叱責、自己嫌悪、罪悪感など。

ステップ3A.私はこの状況を_______________________

ことで許し、それが私の恩恵になることを認識します。

 あなたがこの状況を許し、受け入れることで、自分自身にどんな恩恵があるのかリストアップします。それは、ステップ2で認識した感情を手放し、その反対の感情を手に入れることも含みます。また、恩恵は、よりよい関係を築くことができる、より良い仕事を手に入れることができる、もっとお金を手に入れることができるなどなど、あなたが何を許すかによって、この部分は変化するはずです。

〈例〉もっと幸せに感じる、自由に感じる、よりリラックスして感じるなど。

 これは自分を許すプロセスであるため、ふだんの4ステップに加えもうひとつ、ステップ3Bがあります。ここでは、あなたが自分を許すことで、ほかの人が得られる恩恵に焦点を当てます。その中には、あなたが自分自身を許したことから来る、副産物のようなものもあるかもしれません。または、あなた自身が、イキイキと創造性にあふれていることから波及する、他人への影響なのかもしれません。

ステップ3B.私は私自身を許すことが、他の人にも恩恵をもたらすと認識します。

なぜなら_____________________________からです。

 自分自身への許しは、あなたの周りの人にも恩恵をもたらします。たとえば許しは、より良い親になる助けになるでしょう。あなたが許した時、もっと親切になれるかもしれません。聞き上手になったり、もっと簡単に人を許せる人になれるかもしれません。あなたは以前よりも欲しがらない人になり、もっと与えることができるようになるでしょう。周りの人に与える良き影響の例をあげてみましょう。

〈例〉私はもっと付き合いやすい人になる(不機嫌、不愉快で、憂鬱であることがなくなる)、もっと親切になり、愛情深くなる。与えられるものがもっと増える。

ステップ4.私は____________________を許す決心をします。

そして、私は許しから生まれる平和と自由を受け入れます。

 平和と自由の代わりに、または平和と自由に加えて、具体的にあなたに恩恵となるものをリストにします。また、あなたが自分を許したことで生まれる内なる変化により、他の人が受け取ることのできる恩恵もまた含みます。大抵の場合、あなたが受け入れたものが、そのまま他の人の恩恵になる場合が多いものです。あなたがもっと幸せになれば、よりよき働き手になれば、あなたのまわりの多くの人が、その恩恵を受け取ることができます。他の人たちの受ける恩恵を認識することで、自分自身を許すことがもっと簡単になるかもしれません。

〈例〉

  1. 私は、妻や夫に対し怒っている自分を許す決心をします。私は自分の最高の可能性を生きる自由があり、もっと愛情深いパートナーになることができます。

  2. 私は自分が仕事を失ったことを許す決心をします。それにより、次に進むことができ、自分のため、家族のためにさらに良い仕事、よい給料の仕事を見つけられるかもしれません。

 慣れるまでは文章を書いて4ステップをプロセスしましょう。はじめは小さいことからスタートします。しかし、実際は「小さい許し」などないのです。ずっと昔に起こった、取るに足らないことを許すだけでも大きな変化を起こすことができます。少なくとも2、3回はこのステップを繰り返し、そのたびに許しの能力、器が大きく育っていくのを感じてください。その都度、必要に応じて言葉を加えたり、変更したりいろいろ試してみてください。あなたの内面で何か動きが感じられる言葉、文章にじっくり時間を取ってみるのも一考です。

「許しへの4ステップ」の途中で、面と向かって謝りたい、という気持ちがわいてきて、その気持ちが4ステップの妨げになると感じたら、そしてそれが現実的であるのなら、どうぞ実行に移してください。内面に問いかければ、何が適切であるか感じられるはずです。謝罪を終えた後で、4ステップにまた取り込めばいいのです。もし、その願いがかなわなくても、あなたができないことにではなく、できることに焦点を当てましょう。その方が「人生を精一杯生きる」ことにつながります。

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